貸し農園で起こるトラブル?解決方法・対策を徹底解説!

※PR

おいしい野菜づくりを始めたいけど、実際のところどうなってるんだろう?

お世話好きな人に遭遇したり、
指導員さんに質問しても答えてくれなかったり、
勝手に畑をいじられたり、
害虫被害にあったり、

そんなことないんだろうか?

貸し農園では実際にトラブルが起こっているようです。
野菜づくりを楽しみたいのに、トラブルに巻き込まれては大変です。

どんなトラブルが起こっているのか、どうすればトラブルを避けられるのか?
あらかじめ知っておけば、余裕をもって対処できそうです。

この記事では実際によく起こっているトラブル、トラブルの解決方法、そしてトラブルを回避するための対策についてお伝えしていきます。

貸し農園で起こるトラブル5選

貸し農園では、1つの区画をレンタルして野菜づくりをおこないます。
他の利用者と共同で広い畑を使うことになります。

トラブルの原因として多いのは、やはり他の利用者に迷惑をかける行為です。
貸し農園で起こるトラブルのうち、多いものから順にあげるとつぎのとおりです。

  1. 畑を荒らされた
  2. 雑草が侵入してきた
  3. ゴミの放置
  4. 喫煙
  5. 農薬が飛び散った

畑を荒らされた

「畑にゴミが落ちていた」、「ナスビを盗られた」など。

また、隣の区画の利用者におせっかいされることも。

初心者が お隣りの手伝いを断りきれず、「好き勝手に畑をいじられた」と感じることもあるようです。

雑草が侵入してきた

「きゅうりのつたが伸びてきた」、「雑草が生えていて邪魔になる」など。

雑草は小まめに刈らないと、「草ボーボー」状態になってしまいます。

雑草を放置すると、ケムシやイモムシなどの住みかになってしまいます。

また、きゅうりやゴーヤなどつるが伸びる野菜にも注意が必要です。

つるが伸びて周りの区画に侵入して迷惑になることがあります。

ゴミの放置

通路に空き缶が落ちていたり、食べ残しや紙袋が放置されていたり。
野菜の残り物がそのままになっていたりします。

喫煙

貸し農園では禁煙のところが多いです。

ところが、周辺住民から苦情がはいることがあるようです。

農薬が飛び散った

「風で農薬が飛んでくる」、「この野菜に農薬がかかった」など。

有機栽培、無農薬栽培、減農薬で野菜づくりすることが主流になりつつあります。

市町村で運営する市民農園では農薬使用禁止が基本となっています。

民間の運営する貸し農園でも、大手2社は農薬使用を禁止しています。

hatake

トラブルになった場合はどうするか?

トラブルになった場合はどうするか?

これまで貸し農園で起こるトラブルについて紹介しました。

では、不本意にもトラブルに巻き込まれてしまった場合にどうすればいいのか。
トラブルの解決法はおもに2つあります。

  • 管理者へ相談する
  • 他の貸し農園を探す

管理者へ相談する

まずは、管理者へ相談しましょう。
利用者相互のトラブルは、直接話し合わないことが重要です。
相手と直接話し合って解決することが簡単明瞭で望ましく思えます。

しなしながら、利用者相互の認識の違い、感情のもつれでトラブルの解決がさらに難しくなってしまう可能性も考えられます。ならば、あらかじめ第三者を経由して交渉することが最も適切だと言えます。

また、現地の管理者やアドバイザーとのトラブルも、貸し農園を運営している会社の管理者へ相談しましょう。

貸し農園でのトラブル解決は、管理者を経由して交渉しましょう。

他の貸し農園を探す

もし、今の貸し農園を使い続ける特別な理由がないならば、他の貸し農園を探すことも有効な解決策の1つになります。

「相性が悪かった」、「環境が合わなかった」として諦めましょう。

そして、他の貸し農園を探しましょう。

どの貸し農園でも、少なからずトラブルの可能性はあります。が、今の貸し農園で起こったトラブルは解消されます。

管理者と話し合いを進めてもトラブルが解決しない場合、他の貸し農園を探すという選択肢を用意しましょう。

トラブルを回避するための3つの対策

トラブルを回避するための3つの対策

ここまで、貸し農園で起こるトラブルとトラブルの解決法について解説してきました。
ここからは、トラブルを回避するための3つの対策をお伝えしていきます。

  • 貸し農園を下見する
  • ルールを守る
  • 管理者、利用者と交流する

貸し農園を下見する

まず、気になった貸し農園に実際に足を運んで、現地の様子を確かめてみましょう。

駅から近いの?、どれくらいの広さなの?、使える区画はどこ?
トイレはあるの?休憩所は?道具はどこにあるの?
アドバイザーさんはどんな人?どんな人が利用している?

現地の様子を実際にこの目で確かめてください。
どんな野菜がとれるのか、聞いてみてください。

うまくいきそうか、うまくいきそうにないのか体感できると思います。

ルールを守る

トラブルに巻き込まれないために、ルールを知って、ルールを守りましょう。

市町村が運営する市民農園では初回契約時にルールとマナーの説明を受けます。
民間貸し農園の「シェア畑」では初回講習会でルール・マナーを教えてもらえます。

農園のルールとマナー

  1. 農具/資材は洗って元の場所に戻す
  2. 基本プラン以外の栽培をしたい場合は、必ず農園スタッフに相談する
  3. 農薬や化学肥料は持ち込みNG
  4. 野菜の残渣(ゴミ)と雑草は細かくして残渣置き場へ
  5. 近隣の区画や、通路に作物がはみ出ないようにする
  6. 週1回は農園に行き、野菜の手入れをする
  7. ウネの間や溝、通路沿いのこまめな除草をする
  8. 講習会に(できる限り)参加する
  9. 持ち込んだ(家庭)ゴミは必ず持ち帰る
  10. その他の細かいルールなどは農園で確認する
    ・子供から目を離さない
    ・ペットは区画エリア立ち入り禁止
    ・路上駐車禁止
    ・農園内禁煙

参考:民間貸し農園「シェア畑」のルールとマナー

管理者、利用者と交流する

トラブルに巻き込まれないために必要なこと。
それは周りの人とのコミュニケーションです。

農園を管理する管理者や他の利用者と良い関係になれば、トラブルに遭う可能性を減らすことができます。
まずは、管理者、周りの利用者にあいさつしましょう。

あいさつを交わすことで、キュウリの出来具合とか、トマトの収穫時期なんかを知ることができるかもしれません。
アドバイザーがいる場合には、スコップ、クワの使い方、畝づくり、種の播き方、苗の植え方を教わりましょう。

お隣りさんや管理者さんと仲良くなれば、トラブルを未然に防ぐことができます。

まとめ

まとめ

この記事では貸し農園で起こるトラブル5つについて解説しました。

  1. 畑を荒らされた
  2. 雑草が侵入してきた
  3. ゴミの放置
  4. 喫煙
  5. 農薬が飛び散った

そして、トラブルになった場合どうするか?

  1. 管理者に相談する
  2. 他の農園を探す

トラブルの解決法2つを紹介しました。

また、トラブルを回避するための3つの対策

  1. 貸し農園を下見する
  2. ルールを守る
  3. 管理者、利用者と交流する


についてお伝えしてきました。

おいしい野菜づくりを始めたのに、嫌な目にあったり、うまく野菜を育てられなければ、やる気も失せてしまいかねません。
そうならないために、まずはしっかり見学し、農園のルールとマナーを覚えて、周りの利用者の迷惑とならないようルールとマナーを守りましょう。

お隣りさんや管理者さんに野菜づくりを教われば、きっと早く上達することでしょう。