【初心者必見】「シェア畑」と「マイファーム」での貸し農園利用ガイド:選び方から利用方法まで貸し農園の選び方

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野菜づくりを始めたいけれど、
どうやっていいのかわからないという方にむけてこの記事を書いています。

また、民間で運営している「貸し農園」について書いています。
市町村、農協、農家が運営している「市民農園」はこちらで紹介しています。

スーパーで売っているトマト、なす、キャベツ、玉ねぎもいいけれど、
自分でつくったトマト、いちごを食べてみたい。
無農薬野菜を買うようにしているので、そんなのできないかな。

そんなとき、近くの貸し農園を探してみるのがおすすめです。

貸し農園を選ぶときの8つのポイント

貸し農園を選ぶときの8つのポイント

  • 自宅から近いか
  • すぐに始められるか
  • 道具は貸してもらえるか
  • 種苗は準備されているか
  • 給水設備はあるか
  • トイレ、休憩所はあるか
  • 駐車場はあるか

自宅から近いか

野菜作りを始めるには、車または電車を使って農園まで通うことになります。

車を使う場合、15分以内で行ける場所が理想的です。
電車を使う場合、農園の最寄り駅から徒歩15分以内。

すぐに始められるか

自宅から近距離の農園が見つかりました。

さて、農園に空き区画はあるでしょうか。
人気のある農園は空きがないことが多いです。

さっそく空き区画を見つけて見学してみましょう。

道具は貸してもらえるか

野菜作りに必要な農具はスキ、クワ、スコップ、ハサミなどがあります。
自分で揃えるとなると手間ヒマがかかって面倒に思えます。

貸し農園では必要な農具が準備されています。

種・苗は準備されているか

ネギ、トマト、玉ねぎ、にんじん、スイカ、大根、
なす、ピーマン、キャベツ、イチゴ

いっぱい野菜を作りたい。

でも、種・苗はどうするの。
貸し農園で種・苗も用意してあれば安心です。

野菜づくりを教えてもらえるか

まったくの初心者から野菜づくりを始める場合、経験者のサポートがあるのと
ないのとでは大きな違いです。

野菜栽培の知識はあったとしても、実際に畑にはいって土を耕して、種を播いて、水やりしてみると、思いどおりにいかないことばかりかもしれません。

困ったときに教えてもらえる人がいれば安心です。

給水設備はあるか

野菜づくりに水やりは必要です。
採れたてのトマトを水で洗ったり、スコップの土を洗ったり、
手を洗うのもお水を使います。

畑に水道がないと、お家からポリタンクで水を持っていかなければなりません。
大変です。

水道のある貸し農園を選びましょう。

トイレ、休憩所はあるか

思いっきり汗をかいて土を耕す、種をまく、水やりする。
畑仕事で立ったり座ったり、土の上を動くのはストレス解消にもなります。

ですが、トイレに行けなかったり、ひと息つける場所がなければ、かえってストレスの原因にもなりかねません。
しっかりチェックしてみてください。

駐車場はあるか

貸し農園では駐車場を備えているところが大半です。
けれど、まれに駐車場ありませんという農園もあるので、注意が必要です。

貸し農園の使い方

貸し農園の使い方

ここまで、貸し農園を選ぶときのポイントをお伝えしてきました。
そこで実際にどうやって貸し農園を利用するのか、具体的に見ていきましょう。

ここでは最大手の2つの貸し農園、「シェア畑」と「マイファーム」を参考にして解説していきます。

  • 近くの貸し農園を探す
  • 空きがあるか確認する
  • 見学する
  • 申し込む
  • 野菜づくりを始める

近くの貸し農園を探す

シェア畑
近くの農園を探す

マイファーム
近くの農園を探す

空きがあるか確認する

近くの農園が見つかれば、空きがあるかどうか確認します。

見学する

シェア畑では、農園見学をネットで予約することができます。また農園を見学するまえにオンラインでいろいろ相談することもできます。

マイファームでは、ネットで見学の申し込みができます。

申し込む

実際に見学して、気に入ったら申込みです。

シェア畑
入会金 11,000円 (入会金半額キャンペーンあり)
管理費 なし
月額利用料金 7,700円 3㎡(足立青井)
支払い方法 一括銀行振り込み、月額口座振替(手数料2,000円)

マイファーム
入会金 なし
管理費 11,000円
月額利用料 6,600円 20㎡(松戸農園)
年間の区画利用料を一括で支払う
支払い方法 銀行一括払い、クレジットカード一括払い、クレジットカード12分割払いのいずれか。

シェア畑マイファーム
入会金11,000円なし
管理費なし11,000円
月額利用料金7,700円/3㎡(参考:足立青井)6,600円/20㎡(参考:松戸農園)
支払い方法・年間使用料一括銀行振り込み、
・月額口座振替(振替手数料2,000円)
年間の区画利用料を一括で支払う
・銀行一括払い
・クレジットカード払い
・クレジットカード12分割払い

野菜づくりを始める

契約が済めばいつからでも野菜づくりを始められます。
気になることはアドバイザーに聞いてみましょう。

貸し農園を利用する時の注意点

貸し農園を利用するときの注意点

貸し農園を利用する際、とくに気をつけなくてはならない注意点が2つあります。

途中解約できないことがある

シェア畑では、利用開始してから1年間は解約することができません。
解約する場合、3ヶ月前に解約申請書を出せば解約できます。
どうしても解約したい場合、違約金2万円が発生します。

マイファームでは、途中解約はできません。年間契約となっています。
年間契約の更新日は利用終了日の1ヶ月前となっています。
契約終了する場合、1ヶ月前までに手続きをしないといけません。

どちらも、実質年払いとなっているので注意が必要です。^^;

マナーに気を付ける

お互い快適に利用するためには、マナーを守ることが大切です。
利用規約、講習会、アドバイザーの案内などでマナーを知ることができます。
ここでは、とくに気を付ける点について5つ取り上げました。

  1. あいさつする
  2. 道具は洗って元の場所に戻す
  3. 草刈りは小まめにやる
  4. となりの区画にはみ出さない
  5. ゴミは持って帰る

あいさつする
 ・お互い気持ちよくなれますように。

道具洗って元の場所に戻す
 ・次に使う人が気持ちよく使えるように。

草刈りは小まめにやる
 ・雑草は小まめに刈り取りましょう。

となりの区画にはみ出さない
 ・つるが伸びたり、茎が傾いたりしてはみ出すことがあるので、
 その時は野菜の手入れしてあげましょう。

ゴミは持って帰る
・農園に持ち込んだゴミは必ず持ち帰りましょう。

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まとめ

まとめ

無農薬栽培で野菜づくりをやってみたいという方のために、手ぶらで通える貸し農園についてお伝えしました。

貸し農園を使うには、見学して、申し込みすればよいだけです。

必ず注意しなければいけないこととして、民間の貸し農園は基本1年契約ということがあります。
最初の1年間は使いますよという仕組みになっています。

また、解約するには事前に連絡、手続きが必要です。

農具、資材、給水設備、トイレ、休憩所、駐車場がほぼほぼ完備されています。
手ぶらで出かけることができます。(汚れてもいい服、靴、帽子はあったほうがいいですが)

野菜づくりの専門家のアドバイス、サポートを受けられるので、困ったときにはすぐに相談することができます。
また、収穫祭、交流会、講習会などが開催されていることが多いので、楽しみになります。

ぜひ、手作りのおいしい野菜づくりを始めてみてください。